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気を緩めると風邪を引く…

この時期になると、我々の業務は4月から12月までの割合からすると
約2倍の仕事量を消化する必要が出てくる。
公共事業業界の難しさは、年間の最終四半期である1月〜3月に年間受注額の約4割をたたき出さねばならない事にある。
そうしなければ経営的な帳尻がつかないのである。
毎年の事だが…
これが平均化されたら、楽な経営なのだがと…つい思ってしまう。

これは国の財政執行が単年度予算であるため、
最終的に毎年3月末までに完了させねばならない事にある。
その為、予算の割り出しから設計を行い、執行されるまでに期間を必要とし
年度末にどうしても集中してしまうのである。
だから、九州はまだ良いが、北海道は大変である。
暖かな時期に仕事が出来れば、コストも相当に落ちるのだろうが…
行政における年度をまたいだ設計計画が必要なのだろうと思う。。。

だから、上期に人は余剰になり、下期には人が極端に不足する。
それも最終四半期の3ヶ月である。
また、人も誰でも良いというわけではない…
まあ、そういう中での苦肉の策が、人材派遣会社(HCC)の設立でもあった。
正直助かっている。やはり、人の問題は経営的には重要だ。。。

日本の公共事業への風当たりが強い。。
この批判には色々な問題が絡んでいるが、
やはり解りやすくもう少し柔軟で合理的な仕組みが必要なのだと思う。。

これから税収の悪化と共に事業規模は縮小されるのだろう
特に地方財政が厳しくなる中で、予算の選択と集中は進むだろうと思える。
そういった意味で、安全施設である交通信号における電力料金や、
回線料金の削減は重要な命題であるのだと思う。

予算規模の小さな地方県では、運営維持費だけで一杯となってしまう恐れがある。
だから、やはり信号灯のLED化促進なのだろうと思う。
電力料金を削減できた分、危ない交差点に信号機を配備なのだろう…
そして、要らない場所の設備を撤去なのだろう。。

10年程前、アメリカの展示会(ラスベガス)に参加した時に
私は強いショックを受けた事がある。

西海岸側の州では、当時信号灯のLED化が世界に先駆け促進されていたが
州政府が執っていた政策は、電球式の灯器予算で執行し、
銀行側へイニシャル投資額を立て替えさせて、
省力化される料金の差額を5年償却で電力会社に支払わせる政策を進めていた。
それによって、メーカー側はLED化を促進させ開発投資を償却させて、
その製品をヨーロッパやアジア地区へ販売戦略を立てて行ったのである。

だから、当時アメリカがコスト競争力が一番あった。
当時、日本ではLED灯器は、1灯30〜40万と言われていたが、
その時すでに10万円台後半ぐらいだった。

州政府がとった政策は、LEDに変えて行く事の保障と
民間である金融を介在させた事だった。
これがアメリカと日本の違いなのかと思い知った事があり、
日本の思考的な鎖国を実感し、このままでは大変な事になると思った。

まあ、そのおかげで我が社は業界の嫌われ者になる道を
歩む事になってしまったが…

しかし、そんな事を言っても今を生き抜かねば未来はない。
ITSの夢のような未来の描きと業界の苦しみは裏腹にあるが
今は、この数ヶ月に意識を集中して行く事だ。

九州もだいぶ寒くなった。
気を緩めると風邪を引く季節だ。気をつけよう。。






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LED電球
LED電球は万国共通の口金であE26、E17口金に対応し、100Vの電源がきているこれまでの白熱電球と同じソケットに取り付けることができます。長寿命、低消費電力、低発熱で次世代の電球と言われています。
  • LED電球〜LED照明は第4世代の電球〜
  • 2007/01/30 4:50 PM
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