寒〜〜い、4月。

 

         

 

4月が終わろうとしている。。

 

色々と行事に追われ、心と体が多忙で

ブログに向う間を失う4月だった。

 

しかし、なんだか最近の地球はおかしい・・・

3月中ごろは暖かく、例年に無く早い時期に桜が開花したと思ったら

何と4月の末になってもまだ肌寒さが残り

未だに炬燵やストーブを手放せない九州の春だ。

 

それに、414日に中国青海省玉樹チベット自治州において

マグニチュード7.1の巨大地震が発生し

同じ日に

アイスランド南部の氷河にある火山が噴火し

吹き上げる火山灰は、ヨーロッパの広範囲に広がり

その後、各地の空港閉鎖に繋がっていく事となった。

 

地球規模の天変地異が続いている。

やはり、地球がおかしい・・・

 

アイルランドの噴火による火山灰は、

吸引すると航空機へのエンジントラブルを起こす可能性があるため

EU各地で空港閉鎖となり旅行客や物流に大きな混乱を引き起こす結果となり

21日を目処に再開され航空会社の損害は

17億ドルにも達する被害となっていると報道されている。

 

当社の4名ほどのスタッフがちょうどその頃ドイツに行っており

ドイツを13日に出国していたので救われたが

1日帰国がずれていたら危うく巻き込まれるところであった。。


      

 

4月は、経営側にとってはとても多忙な月だ・・・

 

当社も41日に入社式などをこじんまりとではあるが

新卒者の受け入れを行った。


     


社会に出たら色んな事があり

個々人にも能力の差が色々と出るが

素直に聴いたり視たり出来る人が最終的には成長するように思うと

真直ぐに前を向いた眼を見つつ、そう話した。。




         


417日は、経営計画発表会で

全社員参加で昨年度の総括と新年度に向けての方針発表を行った。

まあ、この準備で当社の管理部スタッフは連日遅くまで準備をし

40期経営計画書は、前日の午後3時頃に完成した。

 

北は北海道から北王通産の代表者メンバーと

南は、中国の上海からUTS上海メンバーも参加をする

当社にとっては1年に一度、全社が一堂に会する大イベントになっている。


          


今年は、当社の顧問メンバーにも参加願って

当社の成長を共に祝っていただいたことは嬉しかった。

 

当社の顧問の方々も色々バラエティーに富んでおり

当社を外部からバックアップしていただいている同士である。

 

     

              【下村顧問、秋田顧問、古森顧問、川上顧問と役員メンバー】

毎年行う交流会の出し物も色々バラエティーに富んでおり

皆、芸達者で・・・

仕事の合間に練習したにしては、出来過ぎているものもあって

 

交流会のトップ賞は、

業務における社長賞を取るより難しい・・

と漏らすリーダーがいるくらい結構皆、真剣に練習しているらしい。。


     

 

        

   


今年度は、そこそこに良い結果を生み出せて

皆でそれを祝う事が出来た事は、真に幸せな事だと思った。

しかし、外部環境の変化は激しく、

長期展望に立った方向を見据える事は難しい。

 

だが、どんな事態になろうとも

その事象の事実を視て、それにちゃんと向き合って

一体感を持って事に当たれば、きっと道は開けると

そう思っている。

 

    



そして、月末は管理職スタッフとの個別面談と

ISOの内部監査で経営側も社員から監査を受ける。

なかなか気を抜く間がない。

 

4月は、1年間のゴールでその成果の検証と反省を行い

また同時にスタートを切る月でもある。

来年も良い結果を生み出して、美味い酒を飲みたいものだ。

 

さて、今年も忙しい年になりそうだ

新たな目標に向けてその一歩を踏み出そう・・・

 

 

 

 


ユーロ圏からの報告。。

 

           



ドイツ南西部のアンティークな町ヴィリンゲン

その古いホテルの四階に屋根裏部屋のような

少し狭いが白い壁が清潔で

少し固めのベッドに白く柔らかな布団が心地よい部屋がある。

 

その屋根沿いに縦に長く切り込まれた天窓から

まだ肌寒い早春の朝陽がまぶしい…


            


窓を開けてみると

スイスに近い冷たい外気が体を引き締め

そこから見える景色は、中世ヨーロッパを思わせる。

 

この町は二度目だが、何かほっとさせる暖かさがある。

そして、今回の訪問でドイツの会社との間はさらに深まったと思えた。

お互いの技術を持ち寄って何か出来ればよいなと思っている。


             

 

先月の末、ドイツで書いたメモにそう書いていた。。



 

4月は色々と行事が忙しく、ブログを書く時間が無い。

しかし、何とか時間を作って

3月のヨーロッパ出張を簡単に記録しておこうと思う。



 

格安切符を取ったからか

福岡→台北→香港→アムステルダム→ヴィリンゲン

→チューリッヒ→ブリュッセル→アムステルダム→香港→台北→福岡。

という、まあ何とも誰が組むのか…ハードスケジュールで、、

 

まあ、アフリカへバックパッカーした事を思うと

これくらいの事は楽勝なのだが…


今回4名ほどで欧州を色々と歩き回って、

旅程の中のチューリッヒ以外の三つの町に滞在する事が出来た。

欧州の町はそれぞれが皆個性的で、違った味があった。

ユーロ圏への入国は、今回アムステルダムで

簡単なパスポートチェックを済ませるとそれから

列車や車などで国境を越えたが

越境におけるパスポートチェックを再び受ける事は無かった。


                  
  【大きなドーム型のアムステルダム駅】     【自動改札機があっても横から通れる・・】


                       

             【今回のEUサバイバルツアーメンバー】

今回、列車でオランダのアムステルダムからドイツのシュツットガルトまで行ったが

アムステルダム中央駅は、昔ながらの大きなドーム状の駅で

自動改札機はあるもののそこを通らなくてもホームへは行く事ができて

今回、列車内での切符のチェックも無かった。

         


アムステルダムの町は、市内電車のトラムやメトロも便利で

路上には自転車道がきっちり確保され

昔ながらの運河と水路の町で

街中を歩く人々も色んな人種が色んなスタイルで往来している。

歴史的な自由都市と呼ばれただけの事はある。


           


それにアムステルダム駅から程近いところに

「飾り窓」と呼ばれる地域があって、日本風に言えば遊郭が合法的に認められており

ある意味観光化されている。

アムステルダムの自由貿易感覚は、大らか過ぎて驚きがある。

 

この町は、オランダのチューリップと風車のイメージとはちょっと違う…

しかし、17世紀においてこの町は

世界中の交易と植民地政策によって世界でもっとも裕福な都市だったわけで…

確かに歴史的に人の欲得がもたらす経済の発展が

この町の原動力だったのかもしれない。。

 

ある意味、ズルしてチケットを買わなくてもどこにでも行く事ができて

タバコやゴミなどが散乱してはいるが、自由ではある。。

だが、保護規制の効いた不自由な国、日本に居ると

この自由感が怖く思えたりするのは何故だろう…

 

しかし、国境を越えてドイツの駅に着くとごみのポイ捨ては無くなり

頑固でまじめな職人気質のドイツ人のイメージは本当なんだと思ったりする。

そのあたりが几帳面な日本人と合うのかもしれないなどと思った。

 

便の都合で土日が空くのでスイスのチューリッヒを経由して

ベルギーのブリュッセルに立ち寄る事になっていた。


             

               【グラン・プラス広場の一隅の夜景】

ブリュッセルの町も古く美しい、

世界遺産のグラン・プラスの広場は今でも繁華街の中心で

世界中から観光客がやって来ている。

 

その広場からちょっと路地に入り歩いていくと色んな面白い店がある。

それに美味しい海鮮料理を食べさせてくれる店も一杯で

人懐っこいジョークあふれる会話が楽しい。


              



          

   


かの有名な「小便小僧」の像もこの近くにあって

その少女版もあるとの噂で、嘘だと思ったが大城君が探し当てて、ちゃんとあった。

遊び心のあるベルギー人に興味が湧いた。


              

      【想像したより小さい小便小僧】         【本当にあった女の子版】

オランダ、フランス、ドイツ、イギリスに囲まれたベルギーは

オランダ・フランス・ドイツ語圏が国内にあり

歴史的に強国との調整能力を必要とし

それに長けた生き方で連邦制を取って来たのだろうと思える。

現在は、欧州連合EUの大統領がベルギーから選出され

ブリュッセルには、EUの本部事務局があってEUの首都的な位置付けとなっている。

 

 

今回ユーロ圏を回る中で、我々島国日本とは違った生き方を垣間見た。

欧州大陸における長い内乱の苦悩の末に欧州連合は生まれて来たのだろう。

だから、やはりユーロのすごさがある…と感じた。


             



      

              【ユーモラスで明るいベルギーがあった。】

それと今回ちょっとしたハプニングがあった。

ブリュッセルからアムステルダムへの移動日に

我々の時計が、全員1時間ずれて遅れていて危うく列車に乗り遅れるところだった。

たまたま、その列車が20分ほど遅れていたので運よく乗れたのだが…

全員何故我々の時計だけが1時間遅れているのか解らなかった。

 

アムステルダムのホテルに着いてようやく

それが、サマータイム制の切り替えで

3月末の月曜日に欧州全体が1時間時間を早くしていたのだ。

まったく、、何で3月にサマータイムなのだと思った、、

危うく切符がふいになるところだった。

 

まあ、色々と体験させてもらって欧州珍道中ツアーが終わった。。

 

 

さあ、今週も行事が一杯で…ハードだな。。

ガンバロ〜!

 

 



Intertraffic Amsterdam 2010

 

                

            【インタートラフィック・アムステルダム開催会場】

                     

アムステルダム・ヴィリンゲン・チューリッヒ・ブリュッセルを回って

3月末に帰国した。

 

今回の海外出張は、オランダのアムステルダムで行われる
国際展示会を見る事が
大きな目的の一つだった。


              

              【会場の中は、お客さんで一杯だった。】

インタートラフィック・アムステルダムは、道路交通分野の国際展示会において

大きな規模の展示会で2年に一度の開催となっている。

 

私にとって国際展示会は、ここ数年国内問題が忙しく

2004年にアメリカ東海岸のフロリダで行われた展示会参加からご無沙汰で、

久し振りの国際展示会だった。


            


      

行ってみた率直な印象は、

もうLED信号灯器は目新しい製品ではなくなっており

色んなデザインに拘ったものは有ったが、LED信号灯という製品テーマは

次なる付加価値が必要になっているのだなと感じた。


               


これから信号灯のソーラーなどによる自己発電化と

センサー的な機能が付加されていく事になるだろう。

 

今回の展示会で目立ったブースは、やはりシーメンス(ドイツ)で

信号灯から交通制御システム、電気自動車など
道路交通分野に関して幅広く出展されおり

世界に向けてのアピール力はさすがだった。


             


                 

アメリカからは、GEライティングが出展。

ロシアからも一社出展していて、信号灯のデザインが日本のタイプに

良く似ていたのは興味を引いた。



                
         【ロシア製の信号灯器:何となく日本の筐体デザインに似ている。】


      
         【フランスメーカーとスペインのメーカーのトウテンポール形信号灯】

                    

        
        【歩行者灯器のシルエットも色々なデザインがあって楽しい。。】

また、信号灯のデザイン的には、やはりフランスやスペインのメーカーが斬新で

トウテンポール形のデザインがかっこよかった。

 

まったくフードをつけないタイプの灯器もデンマークメーカーから出展されていて

デザイン的にも斬新さがあった。


                           

      【デンマーク・メーカー灯器には、フードが無いタイプが面白い。】

また、以前には見られなかった中国メーカーが今回は数社出展しており

技術性能的にはまだまだだが、

この分野においても中国の国際進出が今後益々目立ってくると思えた。


アジア地区のメーカーとしては

台湾・韓国・中国で日本のメーカーからは一社も出展は無かった。

これが今の日本の業界の実態なのだ・・・


   

【シーメンス製:ベンチのイスの下に信号用のコントローラーがあり、スイッチで上下する。】

個性的な製品アイディアとしては

信号灯をイスにしたデザインの物や信号用コントローラーを

ベンチの下に設置するアイディアも考えとして面白かった。

海外は自由度があって楽しい。。


                                      

        【フランス製:信号灯がイスになったデザインがなかなか良かった。】

日本のお役所ももっと自由感を持って公共設備のデザインなども企画してもらえれば

もっと町が楽しくなると思えるのだが、、

難しいかな・・・

 

 

とりあえず、ざっくりと世界の先端の展示会報告まで・・

 

 

 


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