先週末の土曜日、「富士山に登り隊」本社メンバー10名で
大分県湯布院の近くにそびえる由布岳へ山トレに行ってきた。
そういえば、会社のメンバーでのこういった登山は初めてなわけで。。
どちらかというと若い時は
山仲間数名か単独行でノーマルルート開拓とかをやっていた奴なので
団体の安全面などの配慮が足りなかったりする。
ので、、今回は気を置いた。
8月23日〜25日が富士山登頂計画なので
富士登山に向けて、
各自それぞれがトレーニングしているはず、、で。。
しかし、皆んなの体力状態がどうなのか判らないので
そのチェックも含めて
その前にどこかに山トレでもしとこうかとなり。。
豊後富士とも呼ばれる由布岳(標高1,583m)は
最後の登りあたりがちょっと富士山に似てるので
トレーニングにはちょうど良いかなと。。
10名のメンバーが手を上げたので
大所帯だったが、、ちょいと行ってみた。
今年7月の日本列島は大乱調で
記録的な豪雨の後は、記録的な連日の猛暑となり
その日も下界は猛暑で38℃ぐらいまで気温上昇し
危険な暑さとなるだろうとマスコミ報道が騒いでいた。
朝7時に会社に集合して
10人乗りの会社の送迎用の車に乗り込み。。
由布岳登り口に着いたのは9:15頃で
出発したのは、9:30頃だった。
天候は、曇り時々ちょっと霧雨。。
猛暑で熱中症を心配していたが
天然の空冷ミスト状態でその心配は必要なく
由布岳の緑と身近に小鳥たちの囀りが聞こえてきて
登りながら癒される空間だった。
しかし、山頂付近から雲の中にすっぽり包まれた状況になり
マタエ尾根に登り上がった時(12:30頃)には、強風が吹き荒れており
メンバーの一人は、メガネを飛ばされ無くしてしまうハプニングが起こり
濃霧で景色は真っ白状態で何も見えない状況だった。
強風で体温が奪われるので、皆んなに急ぎ雨具着用を指示した。
メンバーの一人が18℃ぐらいになってますと言ったのを聞いて
下界と20℃も違うんだな、、と思った。
何となく下界の暑さが懐かしくなる。。
富士山に行く前に、山の天候は変わりやすく
どんな状況変化にも対応できる装備と心構えが必要なのだと
メンバーで体感できたのは良かった。
風から身を隠せる場所がなかなか無かったが
そこで、身を寄せて携帯用コンロで湯を沸かし
軽い昼食を取った。
私は、下界ではカップヌードルは食べないが
こういった環境で食べるカップ麺は、
水分補給にもなり暖を取れるので便利だ。
そして、こういった環境下でのコーヒーブレイクは
皆んなの身も心も温まる。。
山トレとしては、良い体験だった。
山は、下山の方が難しくややもすると膝を痛めてしまう事がある。
ゆっくりと下山して
出発した登り口に皆んなが無事着いたのは、14:30頃だった。
それから近くの湯布院温泉で由布岳登山の汗と疲れを流した。
湯船に浸かり、露天風呂から見える由布岳は
やはり山頂が雲に隠れて見えなかったが
暖かでホッとしつつ、登った山姿を見ながら
その工程を振り返れるのは何か贅沢な気がした。。
どんな困難な状況変化にもチームで切り抜ける事が出来る
その安心感の共有が組織の成長に繋がっていくのかもしれない。。
そんな事を考えさせられる由布岳登山だった。
そして、会社に到着したのは17:45頃だった。
10名の「富士山に登り隊」メンバーご苦労様でした〜
さて、来月末頃には富士山にアタックだ。
「富士山に登りたい!」と想うメンバーで
楽しみながら目標点に到達しよう。
あっ、そうそう、今週末7月28日は
大牟田の夏祭りで大蛇山の総踊りに参加でした。
お近くにお越しの折は是非、参加ください。